01プロユース向けの希少品種野菜で
前菜サラダをつくる

飲食店で役に立てる野菜は一般市場では流通していない希少野菜をつくることが大切だと考えています。飲食店を利用するお客様もプロの料理人も同時に喜んで頂く為に「特別感」を追求しました。飲食店を利用する消費者は、一般家庭では料理できない（日常にはない）メニューや雰囲気を外食産業に求めていること。プロの料理人は、一般的に仕入れ調達ができない野菜やこだわりの栽培方法がある農家を好むこと。この需要に応対するように、私たちは植物工場という不思議な農業を選びました。植物工場では365日24時間農業が実現するので、季節変動や相場の影響を受けずに安定品質、安定価格で野菜生産が叶います。栽培が難しい希少品種野菜でも、夏しか収穫できないようなお野菜であっても周年栽培ができます。これまでプロの料理人から依頼を受けた希少品種野菜ばかり手掛けているので需要マッチはすると確信しておりますが、私たちが考えるのはプロの料理人からの依頼以上のパフォーマンスをすることで「特別感」を提供します。

02お料理をするすべてのヒトに
「美味しい、便利野菜」と
言って頂く為に！

プロの料理人が欲しい野菜をつくることは当たり前です。私たちが提供するのはプロの料理人の方々が「もっと欲しい、こんな野菜を待っていた」という特別感です。現実的には、ほとんどの場合、プロの料理人の方々は欲しい野菜を自ら指定することはありません。日々の仕入れは市場に並んでいるアイテムの中から選ぶだけです。その選択肢の幅を広げて「特別感」を提供することが私たちにはできます。その「特別感」は日々お料理をつくる人、すべての料理人の方々の魅せる技術をサポートすることです。私たちのお手伝いできることはほんの些細なことですが、お野菜の葉の大きさを任意に設定できることです。フレンチ料理店ではメニューの飾り付け技術としてソースを絵画のように綺麗に描きますが、実はお野菜の葉でも演出できるのです。例えば、サラダパッケージの中にも入れている「レッドソレル」はビタミン豊富で赤色の軸と鮮やかな緑色が可愛い野菜ですが、その葉の大きさを1cm程度で収穫すれば飾り付けにもなり、お料理に彩りと立体感が演出できます。「小さな気配りでも喜んでもらえる方法もあるかもしれない」と考えながら野菜づくりに努めています。